玉垣からの風景葦始生（あしはじめてしょうず）

葦始生（あしはじめてしょうず）

気温がぐんぐんと上がり、日毎に木々が緑の濃さを増し、玉垣の庭の景色は初夏の様相に変わりつつあります。

七十二候では「葦始生（あしはじめてしょうず）」を迎えました。

水辺の葦が芽吹き始め、ツンツンとした細い筍のような若い芽が水面に突き出す様子。

古事記にもたびたび登場する「葦牙（あしかび）」「葦の角（あしのつの）」は晩春の季語のようです。

古代の日本の風土・植生や土地柄とともに、葦の成長力を生命力の源とする文化背景があったようですね。

細い枝に鮮やかで小ぶりな花をたくさん咲かせる「ミツバツツジ」は、ちょっと野性味があり素朴で可憐な雰囲気が素敵です。

クレヨンや色鉛筆の名前にも登場する「やまぶき」は、子供の頃からなじみのある花ですね。

シンボルツリーのアオダモです。

開店当時は咲かなかった花が、おととし辺りから咲き始め、今年は更に花の数を増やしています。

種類によっては数年に一度しか開花しないものもあるそうですので、縁起の良い花なのかもしれませんね＾＾

今年の大型連休は十連休という方もいらしゃるようですね。

玉垣は4/30（火）・5/1（水）のみお休みです。

玉垣でしか会えない石たちをご覧に旅気分でご来店なさいませんか。