日本の石たち

神話・伝説の地の戸隠石

日本の石ブレスレット 長野県産戸隠石 リアファル 玉垣 01-03

 

こんにちは、staff  Yuleです^^

秋が少しずつ深まっていく気配とともに、台風と秋雨前線の影響で気温差が大きいですし、体調等にはどうぞお気を付けてお過ごしくださいね。台風・長雨による影響が少ないことを願っています。

 

さて、写真は新しくご紹介させていただく長野県産の戸隠石ブレスレット。

master blogにてすでにご紹介させていただいております。


 

御嶽山の次こそは黒曜石かしら・・と思っていたら、まさかの戸隠でした^^;

写真は10年以上前のもので、恐縮ではありますが・・せっかくですので戸隠についてもまとめてみたいと思います^^

(月山も、写真を発掘次第(汗)、まとめていきたいと思います)

 

戸隠山と鏡池

有名な撮影スポットで、まだ雪の残る戸隠山が池の水面に写る景色がとても素敵です。

 

戸隠山は標高は1904m、日本二百名山のひとつで、400万年前から270万年前の海底火山由来の火成岩で形成される山だそう。

遠くから眺めるだけであれば綺麗ですが、修行道の一大霊場と聞いてイメージされる通り、

一歩踏み込めば、絶壁の岩稜地帯・・有名な蟻の戸渡りや剣の刃渡りなど危険な難所の多い、大変険しい山としても知られています。


 

日本神話と関わりが深く、天照大神が天岩戸へお隠れになったとき、手力雄命(たぢからおのみこと)が投げ飛ばした岩が飛んでできたのが「戸隠山」といわれています。

神話の舞台としても頷けるような、独特の雰囲気があり・・多くの人を惹きつける場所だと思います。

宮崎県の高千穂町にある天岩戸神社西本宮には、手力雄命の像があるそうです。

 

戸隠神社は奥社、九頭龍社、中社、宝光社、火之御子社の5社からなり、

奥社は、戸隠山への登山道の入り口にもなっています。

そう言えば、中社の大鳥居工事中のニュースを見かけましたが、もうすぐ完成のようです。

 

奥社の随神門

 

奥社 随神門を抜けると、かの有名な200本の杉並木が見られます。

余談ですが、今や戸隠といえばあの杉並木・・というイメージになっておりますが、

わたしが訪れたのは、どうやら、杉並木が有名になったきっかけ?の信州ディスティネーションキャンペーンよりも前だったようで、探しましたが写真が見当たらないのでした。。(汗)

 

戸隠山のふもとにある奥社

 

今は神社ではありますが、平安時代よりの修行道の霊場として・・神仏習合の時代にも善光寺とともにかなり栄えた様子。

この旅では、宿坊へ初めて泊まってみました。決して新しくはありませんでしたが、女将さんの心のこもったおもてなしもあり、宿坊の佇まいには深い信仰の歴史を感じさせてくれます。


 

Lia Failでも高千穂産水晶をはじめ国産水晶や岩石たちをご紹介させていただいておりますので、

戸隠神社もパワースポットとして有名になりましたが、そういったこと以上に・・

その後 出雲にも訪れる機会があったからかもしれませんが、戸隠も今考えると、神話の舞台という、独特の空気感を感じられるように思います。

 

また人魚伝説に関わる、「比丘尼」の石碑についても、戸隠石の説明のカードに記載があります(詳細は戸隠神社HPへ)。

戸隠のお隣、鬼女紅葉伝説でも知られる鬼無里(きなさ)にあるお寺にも、友人が学校の課題でレポートをまとめなければならないとのことで、なぜか付き合って訪れてみたこともありました。

(長野県も広いため、各地域でいろいろと文化的にも異なっていて(笑)、この伝説は長野市周辺出身の友人には有名だそうですが、聞いたこともなかったのでした。。^^;)

今考えても、神話や伝説にまつわる不思議なキーワードがたくさんあるなぁ・・と思います。

 


 

最後に、戸隠石ブレスレットのお話ですが、岩石としては戸隠石は火成岩の一種・安山岩だそう。

地表に噴き出たマグマが短期間に冷やされてできており、白や黒の斑点模様が特徴的。

今回の戸隠石ブレスレットは、少し茶色っぽい色合いが落ち着いていて素敵です。

 

Lia Failでも人気でした高千穂産水晶は、市場では「天岩戸水晶」とも呼ばれていましたが、

今回の戸隠石ブレスレットのご紹介、なんだか繋がりもあるようで不思議な気持ちになりますね^^

 

近日中にアップ予定ですので、ぜひご覧いただけましたら幸いです。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました!

 

All  Love,

Yule