フィールドワーク

フィールドワーク 2022.7.13 蓮始開(はすはじめてひらく)

フィールドワーク 2022.7.13 蓮始開(はすはじめてひらく)

二十四節気の七十二候は 蓮始開(はすはじめてひらく)を迎えました。

奈良橿原でのフィールドワーク二日目。

前日にホテルフロント横にある「橿原市観光交流センター」にて近隣情報を入手。

「藤原宮跡の蓮」「おふさ観音の風鈴まつり」を訪ねてみる事にしました。

後方は大和三山の畝傍山(うねびやま)

「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という言葉を耳にした事があります。

蓮は水底の地下茎から茎を伸ばし、水面に丸く綺麗な葉を浮かべ、この季節の朝の訪れとともに幾重もの花びらを開き、昼が過ぎる頃には閉じてしまい、3日ほど繰り返し花を咲かせたあとは、力尽きたように散っていくそうです。

蓮の原産地は、実はよく分かっていなく、中国やインド・エジプトなどが候補に上がっていますが、未だ謎に包まれているようです。日本へは古くに中国からやってきました。奈良時代には蓮を鑑賞する催しが開かれていたようで、日本人との関わりはとても深い花といわれています。

そんな蓮の花言葉は「清らかな心」「神聖」。

泥水を吸い上げながらも、美しい花を神々しくも咲かせるその姿に由来しているといわれます。仏教では極楽浄土に咲く花とされて仏の智慧や慈悲の象徴としているそうです。

風鈴の起源は「風鐸」といって、古代中国で寺の軒先に吊り下げた小さい鐘のようなものといわれています。風に揺られて鳴る音で、魔除けになるとされたそうです。

これが日本に仏教伝来と共に伝わり、平安貴族たちが自分の家に吊ったのが風鈴の始まりだそうです。

傘は元々雨を除けるものですので、困難を除ける・厄を除ける意味があり、その形から末広がりの縁起物ともいわれています。

境内に響き渡る風鈴の音と傘が厄を払い、心地良い涼を運んでくれた奈良「フィールドワーク」でした。

 

天然石 セレクトショップ ヒーリングストーン専門店 リアファル (Lia Fail)「石は生活必需品!」

種から愛情を込めて育てた「香りの自家製ホワイトセージ 」 「新茶販売始めました」  Stone & Tea 玉垣