石と生きる

他者への「脚本」を手放す

奈良・唐招提寺の蓮

 

こんにちは、staff Yuleです^^

写真は数年前に蓮を見に行きたくて赴いた、奈良の唐招提寺にて。とても落ち着くお寺でした。

奈良のお寺はまだまだ未開拓部分ばかりですが、やっぱり京都と異なる土地の野性味が好きです^^


本日も、昨日に引き続きオススメ本のご紹介。

Yuleオススメ本は、最近の傾向ですと神智学に偏ったりしますので、昔の保存版より。

そのうちに、10年以上霊性向上を心に掲げて歩んできた中で、「これは知っておきたかった!自己探求基礎シリーズ」もblogで綴ろうと計画中です。

 

さて、今回のオススメ本はジェラルド・G・ジャンポルスキーさんの『やすらぎセラピー』。

どうやら現在は中古しかないようで、申し訳ありません。。

ジェラルドさんの良く知られた本といえば『ゆるすということ』でしょうか。

こちらは文庫で入手しやすく、かつてはわたしも持っていました。

有名な「奇跡のコース」で学ばれた方のようで、とてもやさしくわかりやすく書かれているのでジェラルドさんの本自体、オススメです。

 

『やすらぎセラピー』の良いところは、エゴに関して相当わかりやすく言及している点。

人間関係について、ここまで美しくまとめられた本はなかなかないと思います。

人間関係の目標は、「分離ではなく、ひとつになること」。

 

次の言葉が、わたし自身にとっては新しい世界を拓くきっかけとなりました。

それは、

“今日、私は「他人への脚本」を捨て、あるがままの彼らを受け入れる”

 

「意識していなくても、私たちは相手を言いくるめたり、他の人を操作したりして、自分で創った脚本通りに動かそうとする場合がよくあります。

相手を自分の脚本に当てはめようと躍起になっている間は、相手の本当の姿は見えず、聞こえても来ないのです。

こうあってほしいと自分の望む姿だけしか目に入りません。(『やすらぎセラピー』より)」

 

基本的でどこかで聞いたことのある話のようでいて、なかなかままならないもの。

ただ、最初にまさに「他人への脚本」を捨てた時、はじめて相手そのものが見え、

そこから自分自身も、相手との関係も大きく変わっていった事実を体験している身としては・・

自分で(勝手に)描いている他者の姿を一度手放してみるのはオススメです。

 

この本は、挿絵がまたアメリカっぽいのが雰囲気に合っていてとても素敵で・・・^^

「パパ」「ママ」「ボーイブレンド」「上司」などの「脚本」が女性の手で破られてごみ箱に捨てられているのですが、まさにそんな感覚です。

 

人間関係、他者はもちろんですが、

天然石たちや動物たち、地球に対して・・そして自分自身に対して、ありとあらゆる種類の「脚本」をわたしたちは持っているのかも。

そうしたフィルターを外した時、彼らの本当の姿を垣間見せてくれるのかもしれません^^

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

Love,

Yule

 

天然石 セレクトショップ ヒーリングストーン専門店 リアファル (Lia Fail)「石は生活必需品!」 Stone&Tea 玉垣