フィールドワーク 初層四方の三尊像を拝す 2022.9.23
フィールドワーク初日は、奈良への移動が目的でしたので午後の予定はたてていませんでした。
天候不順から屋外散策ではなく、興福寺国宝館で「阿修羅像」にお会いすることにしました。
国宝館の入館券を購入しようとすると、国宝五重塔の特別公開を行っているとのパンフレットが目に留まりました。
普段非公開の五重塔が一か月の期間限定(9.17~10.16)にて特別拝観できるとの事でしたので、迷わずお参りする事にしました。
特別公開の内容・理由についての知識もないまま、塔内の心柱を中心に安置されている塔本四仏十二体を拝しました。
須弥壇下の囲いが外されライトアップされているのに気が付いたのはお参りを終えようとしたときです。
高さ50㍍の木造の塔を支える心柱と心礎・初層の床壁天井すべてから、五回の焼失と再建を経た室町からの時を感じる事ができました。
拝観後改めてパンフレットを読み返すと、本公開終了後120年ぶりの大規模修理(令和の大修理)に入るとの事。
約十年は幕で覆われ、塔の姿も拝見できなくなるそうです。
興福寺国宝館の拝観も数回目、その度に新たなる発見があり飽きることがありません。
入館してすぐに目に留まったのが、何気に展示されている水晶玉と水晶念珠玉。なんと国宝Σ(゚Д゚)。
木造千手観世音菩薩像が照明で光背とともに浮かび上がるお姿や、ガラス越しではなく纏った空気感も感じられる阿修羅像など「天平の文化空間」に心を寄せたひとときでした。
9.23は→こちら、9.25に続く
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