フィールドワーク 2019.11.21
「フィールドワーク」二日目は「東大寺大仏殿」へ出掛けました。
奈良へは十数回訪れていますが実は「東大寺大仏殿」へは初めてのお参りです。
あまりにもメジャーで多くの観光客や修学旅行生達で溢れかえっていて、静かに参拝できないだろうと敢えて避けていたというところでしょうか。
「フィールドワーク」ではあまり目的地を決めずに、俗に言う「気分で決める」事が多く「東大寺大仏殿」への参拝も大神神社からホテルへ移動中の車の中で決めました。
特に理由はなく「呼ばれた」のだと思います。
前日の曇り空から一転、金色の鴟尾(しび)が眩しいです。
拝観料を払ってまで、大仏さまのお姿をまじかで参拝したい思う方は意外に少なく、ゆっくりと大仏殿に向かいます。
大仏さまの大きさにもびっくりしましたが、大仏さまの大きさに見合った金色に施された巨大な光背(こうはい)の厚さにも壮大さが感じられました。うしろや横から光背を眺めるとその分厚さと大きさに圧倒されました。
光背は背後の後光を表すもので、よく見ると小さな大仏さまの形をした仏さまが沢山付いています。
これは「化仏(けぶつ)」と呼ばれる仏の化身で16体あるそうです。
お釈迦さまが説法を説いた時に白毫(びゃくこう:眉間のイボのような毛の塊)から一千の光明と一千の化仏が現れたといわれています。
手のひらを前に向けた右手は、人々の恐れを取り除き、和らぎの心をもたらす印といわれています。
手のひらを上へ向けた左手は、人々の願いを叶え成就させる印といわれています。
大仏さまの大きな手のひらを目の前にしてみると、全てを包み込んで願いを叶えてくれそうな壮大な存在を感じました。
その後「東大寺ミュージアム」で多くの国宝に触れて、悠久の奈良時代に思いを馳せました。
大仏さまが華厳経(けごんきょう)における宇宙の智慧と慈悲を教えるために呼んでくれたのでしょうか。
今回のフィールドワークも「リアファル(Lia Fail)・玉垣」に新しい風を運んでくれるものになりました。
帰りの恵那峡サービスエリアでの夕焼け(金星と木星が綺麗に見えます)
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